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RING-SHAPED ISLAND
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スウェーデンで、数百人の難民の子どもたちが「あきらめ症候群」と診断される、発症する子どもとその家族は必ず精神的/肉体的に傷を負い、送還におびえている。
内海には命がけで浮き輪をつかむ子どもは、波打ち際にいる親にロープで引っ張られている(子どもの意思とは別にロープは引っ張られることもある)。ときに命がけの浮き輪は「水遊び」と見られている。
内海には、経済的な困窮をはじめとしたさまざまな要素が混ざり・重なり合っている。一見明るく勉強熱心でも<海底火山>のように語られない何かを抱えていることもある。
「寄り添う」「勉強を教える」ということに力を入れすぎてしまって、頑張りを子どもに強いてしまっている自分がいた、事情を詮索せずにただそばにいる「並走者」のような存在も大切なのではないか。